現場の業務効率をある程度上げることに成功したら、DX入門でこれまで以上に集めることができるようになったデータを経営や現場改善に活かす、DX中級編へ進みましょう。
Retoolは表計算より多くのデータを柔軟に扱えるデータベースをもとに、さまざまな集計表やグラフを自動で作成してくれるアプリを比較的簡単に作るための道具です。
※ここでご紹介するRetool社はアメリカの会社です。日本に同名のサービスを運営している会社がありますが、そちらとは無関係です。
初級編でご紹介したAppsheetは、簡単に開発ができる分、できることは限られています。経営者の方や管理者の方が欲しい集計表やグラフなど、業務効率や運営方針の見直しに必要なデータをそろえるには、ちょっと力不足なのは否めません。
そこでお勧めするのが、Retoolというローコード開発ツール。もっと柔軟にデータを加工し、見やすい帳票や、飛行機の操縦席のように、グラフを交えた計器パネルのような形にして見せてくれる強力な道具です。
Retoolの強みのひとつが、GoogleスプレッドシートやMySQL、Oracle、SQLServerなど様々な元データと接続してデータを吸い上げられることです。商品の在庫管理情報はデータベースに、担当者の人事データは表計算に、などデータがあちこちに分散していても、それらをRetoolで集約して加工集計することが可能です。
サービス概要:
Retoolを使ったDX帳票・経営情報管理画面開発
開発内容に応じて個別見積もり(月額契約での保守はオプションです)
帳票・経営情報管理画面の設計支援(リモート会議によるコンサルティング、Q&A) 5万円/本~